できない人(社員)はどこの企業にも少なかれいます。定義はさまざまですが、本当に辞めさせたい社員となると事態は深刻です。退職勧奨するとしても、両方が客観的にことを進めることは困難です。現在、対象者がいる・いないに関係なく、いざという時、トラブルにならない正しい辞めさせ方を学びます。
講師のプロフィール人事部長や役員として退職勧奨や解雇、事業縮小による雇用調整など、1名対応から数十人、数百人同時対応の経験を持つ。これらの経験から、トラブルになるケース、ならないケースを見極め、トラブルを起こさない退職勧奨の方法を確立し実績を出してきました。
現在も、雇用のコンサルティングにおいてはトラブルを起こさない辞めさせ方の支援を行っています。
■学習形式
ラーニング形式 + 実践演習
■コース概要
退職勧奨をするまでの正しい手順、必要な資料・データとは何かを理解します。必要な条件の揃え方、提示の仕方を学び、退職勧奨の面談の仕方を演習で習得します。
■コース目標
- 退職勧奨の該当者を見極める
- トラブルを起こさない手順と、必要な資料の集め方
- 退職勧奨の面談スキルの習得
■コース内容
《ラーニング》- 退職勧奨とは何か
- 退職勧奨の進め方(注意点とその対応)
- 就業規則の理解と退職勧奨できるケース、できないケース
- 法令(労働法)と労働裁判の事例
- 弁護士に相談・依頼する場合のポイント
- 管理者として普段の対応と対策の再確認、人事部門との連携のポイント
《実践演習》
- 個別面談(個別のロールプレイ)
- ・人事評価や業績評価など基準に全く満たない場合
- ・服務規程に関わる場合
- ・ハラスメントなどのコンプライアンスに関わる場合
- ・相手が感情的になった場合の対処法
- ・初回面談と2回目以降の面談の対応
- 総演習(総括のロールプレイ)
- まとめ
- 質疑応答
■対象者
経営者、役員、人事部長、部門の部長
■前提条件
部長職の管理者
■研修期間
1日コース(9時30分~17時00分)
■開催日程
公開コースではありません。御社のご希望の日程にて調整をいたします。
■参加者人数・定員
3名以上6名まで (ロールプレイでは、上司役、部下役、モニター役の3役で行います)
■受講料
30,000円/人 (消費税込)